Paris Diaey

パリ在住のコーディネーター佐藤美奈子さんからパリで話題のファッションや日常などについてのコラムが届きました。是非ご覧下さい。

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暑い日の後はどしゃぶり雨など、6月に入ったとたん「これって梅雨?」
と思わせる夏らしくない天候が続いています。さて、今月はフランス文化の1つともいえるアンティークについてふれてみましょう。
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昔のものを愛しみ大切に活用するアンティーク好きのフランス人です。
パリには有名なクリニャンクールをはじめ毎週末常設のヴァンブー、モントロイユなど蚤の市があります。
その他にもBrocante(ブロカント )と呼ばれるアンティーク市が週末ともなればどこかしこで開かれています。

個人的には、並べられているものにも意外性があってこちらのほうが好きです。先週末もマレ地区の家の近くで年2回恒例の区主催のブロカントが開催されました。

にわかアンティークショップが1km以上に渡って道の両側に続きます。ここでは、自宅の押入れの奥のほうに埋もれて使わなくなった物などを集めて売っているのです。一人暮らしの老人が亡くなった後、引き取り手のない物などを、そっくりそのまま売ったりすることもあると聞きました。確かにどこの誰かも分からない家族のセピア色の写真なんてものまであります。何処にも行くあてのない物が誰か別の人の手に渡り、また新たに生活に活かされるのはすてきなことだと思います。値段もピンキリでよく見ると掘り出し物があったりして、散歩がてら沢山のアンティーク好きで賑わっていました。

そして忘れてはならないのがフランスのもう1つの文化 ― 疲れたらカフェで休憩。
小さなコーヒーカップを片手に雑踏を眺める人、熱くおしゃべりに講じる人などさまざまです。

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