Paris Diary

パリ在住のコーディネーター佐藤美奈子さんからパリで話題のファッションや日常などについてのコラムが届きました。是非ご覧下さい。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
a0098893_14283815.jpg

2010.2011 Men’s Collection in Paris
ここに来て急激に暑くなったパリでは、6月23日から2010~2011 Men’s collectionのFashion Show及びTrade Show (展示会25日~27日) が開催されました。今回は展示会の方を覗いてきましたので、パリメンズコレクションのシステムとコレクションの新傾向をお伝えします。

Trade Show : 以下3つの出展方法でnew collectionの展示会が開かれ、世界中から500以上のブランドが集結します。更に買い付けするために世界中のバイヤーが訪れ、パリはファッション業界の人々で賑わい活気づきます。中でも目に付くのは、イタリア人とそしてもちろん日本人。客観的に観ても、日本人のファッションセンスは高く、多くの日本人デザイナーが健闘していました。RENDEZ-VOUSの入り口を入った真正面にブースを構えていたmaster-pieceは、まずまずの売り上げだったそうです。

1) 総合展示会形式:中・小規模のブランドが、TORANOI(一番人気)、RENDEZ-VOUS、カジュアルテイストの強いCUPSULEというそれぞれのファッションカテゴリーに分かれて販売する方法
2) Multi-Label Show room : 各ショールームが取引ブランド数社をまとめて顧客buyerに紹介販売する方法
3) Designer’s Show rooms :大きなメゾンブランドが、各々でショールームを借りてモデルも手配して販売する方法

今回の商品傾向としては、モード系とカジュアル系で真っ二つに分かれていましたが、パリの展示会ではモード系が強い印象でした。
モード系の色使いは、黒・グレイ・モスグリーンに鉄を加えたようなメンズ色の強い色目+白のバリエーション。
ラインも素材もテロっとしたものが多く、いろいろな素材(中でもカットソーが多い)のサルエルパンツ、ショートパンツ、デザイン物ジャケットが目に付きました。
カジュアル系は淡いパステルカラーで春らしさを強調、2枚重ねT-shirtやシャツなど軽めのアイテムのコレクションでした。
その他、Cupsuleに展示されていたアメリカン・カジュアルではT-shirt、シャツ、Jeans、スニーカー、サンダルなど定番アイテムも充実していました。
世界的不況の影響を大きく受けているファッション業界ではありますが、Men’sの世界の奥深さを見せ付けてくれたコレクションでした。今回からHERMESのコレクションのデザインは、Christophe LEMAIRE (2002年からLacosteのクリエイティブデザイナーを担当)がJean Paul GAULTIERに変わって手がけることになったそうです。明日からはオートクチュールのショーがここパリで始まる予定です。

a0098893_1427398.jpg


a0098893_14302428.jpg

[PR]